都市計画道路「東埼玉道路」について

 ■東埼玉道路の概要

 

埼玉県東南部地域の慢性的な交通渋滞の緩和を目指し整備を進めている新しい幹線道路です。八潮市内にある外環の「八條地先」から草加市、越谷市、吉川市、松伏町、春日部市を経て、国道１６号との交差部である「庄和インターチェンジ（仮称）」に至る延長１７．６ｋｍの道路で、自動車専用部と一般部が併設する構造です。

　並行する国道４号や、周辺道路の交通混雑の緩和を図るとともに、東埼玉道路沿線に計画されている開発事業を支援し、地域の活性化に寄与していきます。

　松伏町では、下赤岩から魚沼までの、中川沿いに計画されており、町を南北に縦断する道路です。

　一般部については、八潮市八條から吉川市川藤までの区間（Ｌ＝５．７ｋｍ）が供用開始されております。令和３年度は、一般部の道路設計及び用地買収を進め、令和７年春頃に吉川市川藤から松伏町田島までの延長約３．８キロメートル区間の開通を目指す予定とされています。

　自動車専用部については、令和２年度より八潮市八條から松伏町田島までの区間が事業着手しており、令和３年度は現地で測量と地質調査を行います。

 

 

 

起　　　　  　 点　：　八潮市八條地先（外環道）

終　　　　  　 点　：　春日部市下柳地先（庄和ＩＣ・仮称）

延　　　  　　 長　：　１７．６ｋｍ

標  準   幅  員　：　５０ｍ

都市計画決定 　：　昭和６３年４月２６日

開  通   延  長　：　５．７ｋｍ

事 業 中 延 長　：　８．７ｋｍ

道路構造規格 　：　一般部　道路区分（４種３級）、設計速度（４０ｋｍ/ｈ）

 

 

 

 

■これまでの主な事業の経緯

 

昭和６３年４月２６日　　 　 都市計画決定

　平成元年度　　　　　　　　  事業化（Ｌ＝４．２ｋｍ）

　平成４年度　　　　　　　　　用地買収着手

　平成６年１２月　　　　　　 「地域高規格道路」計画路線に指定

　平成９年度　　　　　　　　  ２工区事業化（Ｌ＝１．５ｋｍ）

　平成１１年１１月２１日　     起工式

　  越谷レイクタウン地区地盤改良工事着手

　平成１２年度　　　　　　　  ２工区用地買収着手

                                           草加地区・越谷地区・八潮地区改良工事着手

　平成１６年１０月２日　　　  八潮市八條地先～越谷市増森地先間一般部供用（Ｌ＝５．４ｋｍ）

　平成１７年３月３１日　　　  越谷市増森地先～吉川市川藤地先間一般部供用（Ｌ＝０．３ｋｍ）

   平成２０年度　　　　 　　　 吉川市川藤地先～春日部市水角間一般部事業着手（Ｌ＝８．７ｋｍ）

   令和２年度　　　　　　　　  八潮市八條地先～北葛飾郡松伏町田島地先専用部事業着手（Ｌ＝９．５ｋｍ）

　

 

■ゆめみ野団地内（町道７号線）の状況

 

　 ゆめみ野団地内の生活道路（町道７号線）における大型車交通量の約５割が東埼玉道路からの通過交通です。このため、町道７号線沿道では大型車の通行による騒音と振動が発生しています。東埼玉道路が開通することにより、ゆめみ野団地内の大型車両の交通量の削減が図られ、ゆめみ野団地内の生活環境の改善が期待されています。

 

 

北首都国道事務所ＨＰ

 http://www.ktr.mlit.go.jp/kitasyuto/works/r4_saitama/index.htm