登録: 2021年 3月 10日
人間の性は多様であり、一人ひとり違うものです。
「性」に関する考え方、とらえ方は多種多様です。
戸籍上の性別に限らず、
自分の心の性別が女性であるか、男性であるか、どちらでもないか。
恋愛対象が同性であるか、異性であるか、両方であるか。
など、よく耳にするLGBTという表現で区別できるほど単純ではなく、多様性に富んでおり、「性はグラデーション」とも言われます。
よく耳にする言葉として…
LGBT
同性を好きになる人、男女のどちらも好きになる人、「身体の性」と「心の性」が一致しない人などを表しています。
L:女性同性愛者(レズビアン)
G:男性同性愛者(ゲイ)
B:両性愛者(バイセクシュアル)
T:身体の性と心の性が一致しない人(トランスジェンダー)
これらのほか、心の性を男女のどちらとも認識していない人 X:(エックスジェンダー)や、心の性を決めかねている人 Q:(クエスチョニング)、性愛的な関係を求めない無性愛者など、多様な性が存在しています。
自分の性的指向に関して、「同性を好きになる」、「心と体の性が一致しない」などを学校や職場、家庭内など友人や家族にも打ち明けられず、苦しんでいる方々がいます。
意に反して性的指向を周囲に広められ、偏見や差別に苦しんでいる方々がいます。
多様な形の「性」があることは、全ての人が「ありのままの自分」として生きていく権利でもあります。正しく理解し、性的マイノリティ(少数者)に対する偏見や差別をなくしていきましょう。
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