更新: 2024年 6月 3日
家族にケアを要する人がいる場合に大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話・介護・感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子どものことをさします。
引用:こども家庭庁HP「ヤングケアラーについて」より
国の調査では、回答した中学2年生の17人に1人がヤングケアラーであるという結果が明らかになっています。また、相談できず孤立しがちな実態や、健康・学業への悪影響も併せて裏付けられました。
昨今“ヤングケアラー”という言葉が話題になっているのは、子どもが家族のお手伝い・ケアをすること自体を否定するためではありません。
子どもが家族のお手伝い・ケアをすることで、生活スキルが身につく、障がい・病気の知識を得られるなどの良い影響も考えられる一方、家庭内の大きな役割と責任を負った結果、心身の健康を害してしまう、勉強する時間が十分に取れない、好きなことに打ち込むことができないなどの悪影響も生じていることが問題となっています。
また、お手伝い・ケアを担う子ども自身にヤングケアラーである自覚がない場合や、家族・生活のことを話しづらく感じるなどの理由から、抱える悩みが明らかになりづらいこともこの問題の特徴です。
この機会に、“ヤングケアラー”と呼ばれる子どもの存在に目を向け、その子の発するSOSに耳を傾けてみませんか?
松伏町こども家庭センター ☎048-991-1876 (8:30~17:15 土日祝除く)
児童相談所相談専用ダイヤル ☎0120-189-783 (24時間 年中無休)
24時間子供SOSダイヤル(文部科学省) ☎0120-0-78310 (24時間 年中無休)
こども家庭庁ホームページ 「ヤングケアラーについて」
一般社団法人日本ケアラー連盟ホームページ 「ヤングケアラーとは」
電話番号 | 048-991-1876 |
---|---|
FAX | 048-991-3600 |