自主避難所について

 

■自主避難所とは

　自主避難所は、台風などが発生した際の避難勧告・避難指示を発令し開設する「指定避難所」とは異なり、非常に強い警戒を要する台風や、長雨が続き洪水や土砂災害が発生する懸念がある場合など、避難情報等の発令がなされていない時であっても、自宅での待機に不安を持つ町民の方々からの問い合わせ状況を考慮した上で、事前に避難を希望する人を対象に開設する一時的な滞在施設です。

 

■自主避難所の開設基準

　（1）松伏町に台風が接近・上陸する恐れがある場合

　（2）前線が刺激されることに伴う大雨が予想される場合

　（3）町民の皆さんから避難に関する問合わせや、避難所開設の要望が多数寄せられている場合

　（4）その他、自主避難所開設の必要があるとき

　以上のことを勘案し、自主避難所の開設について検討します。

 

※自主避難所を開設する場合は、防災行政無線、ホームページ、マップーメール、ツイッター、架電サービスなどでお知らせします。

 

■自主避難所の利用にあたってのお願い

（1）隣近所の方や知人に、居場所を知らせておいてください。

（2）自主避難所への移動、自主避難所からの帰宅時等の安全確保は、自主避難者の責任において行動してください。

（3）食料品・日用品等の提供は行いませんので、あらかじめ各自で食料、水、その他の必要品についてご用意・ご持参ください。

（4）避難時は、受付名簿への記入をお願いします。また、退所時には退去することを必ず職員にお伝えください。

（5）気象情報等の収集は、各自の携帯ラジオ、スマートフォンなどで収集してください。

（6）自主避難所内での貴重品等の管理は、自主避難者の責任において管理してください。

（7）施設内での事故・トラブル等について、町は一切の責任を負いません。

（8）施設内は禁煙です。また、酒類や危険物の持ち込みは固く禁じます。

（9）施設内での火気の使用及び指定した部屋、トイレ以外の使用は禁止です。

（10）ごみは各自でお持ち帰りください。

（11）退所の際は使用した部屋等の清掃についてご協力をお願いします。

（12）ペットは施設内に入れません。

　　　ペットを同行される方は、ケージ、餌、水等をご用意ください。

　　　ケージはブルーシートなどを使いペットが雨などに濡れないよう対策をして、飼育場所を確保します。

　　　ケージによる飼育場所は原則、屋外となります。

（13）他の避難者への迷惑行為や、職員の指示に従わない場合は退所していただくことがあります。

（14）台風が通過する等、安全が確保された場合は、自主避難所は閉鎖します。

 

 

■在宅避難について

　自主避難所は、避難を希望する人を対象に開設する一時的な滞在施設です。

　自主避難所は共同で利用するため、プライバシーを守ることも難しく、居住スペースにも限りがあり、ストレスなどで体調を崩してしまうこともあります。また、感染症がまん延している状況では、感染のリスクが高まることも考えららます。

（１）在宅避難のお願い

　　　自身と自宅の安全が確保できたならば、住み慣れた自宅での生活を続ける「在宅避難」をお願いします。

（２）垂直避難のお願い

　　　大雨や台風などで浸水の恐れがあっても、自宅で安全が確保できる場合は２階以上に避難する「垂直避難」をお願いします。

　　　ハザードマップで、お住いの地域が危険な場所（浸水想定区域）に該当するかを確認してください。